チューリップの植え方の例【輪鉢7号】
2005年の秋に植えるチューリップをご紹介します。 一般的な植え方とちょっと違うのは、球根の下を少し固めて、球根の上をちょっくらと固める作業です。 下の土を軽く固めるのは、土台を安定させるためです。 上を固めるのはチューリップが育ったときに、球根が浮いてしまうのを防止するためです。
チューリップが根を張った時に、自分自身を持ち上げてしまう場合がよくあります。 すると、土と球根との間に隙間ができてしまい、グラグラと安定しなくなってしまうのです。 すると花が咲く頃には、土台である球根から傾いてしまいます。
そうなるとチューリップが立っていられなくなってしまうからです。 特に背の高い品種や、スプレー咲きのように花が多いものなどの場合は、重心が高いのでぐったり見えてしまいまうからです。
 
今回は7号鉢でチューリップの植え方を、ご紹介します♪ だいたい大きさとしては、手のひらを広げたよりも、ちょっと大きいくらいです。 缶だと5本程度の大きさですね。
 
底には石などをいれながら、土を入れていきます。 始めはいっぱいまで入れちゃってもいいでしょう。
 
そしたら次は水をたっぷり含ませます。 そしてペシペシと軽く圧縮しちゃいます。これで土台を安定させます。
 
チューリップの球根を用意します。 配置を考えて土の上に並べます。この時に球根の向きを揃えましょう。 今回は右回りのスパイラルになるように並べてみました。
 
チューリップの球根を並べ終わったら、土をかぶせます。 そして水をたっぷりと含ませて、土台の土よりも少し強くペシペシと固めましょう。 土台よりも上のほうがやわらかいと、球根は元気よく飛び出てきちゃいますよ。
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